ハーレーバビッドソンは本場アメリカだけではなく、ヨーロッパや日本でも人気の王道バイクです。
アメリカで、ハーレーについて知っているかと尋ねると、ほとんどの人が知っていると答えるほどにネームバリューが高いですが、それは国内でも同じなので、お金を貯めて購入する人はたくさんいます。
あちこちまわっていると、途中でハーレー好きに出会うことも多く、お互いのマシンを見せ合ったり、一緒に走ったりなど、新しい出会いを見つけられるので、それを目的に一人旅に出る方もあるようです。
知らない街で、知らない人と出会う楽しみというのが、旅の魅力ですから、ストレスがたまったときや、気持ちをリフレッシュしたいときは、ハーレーにまたがって、出かけることをおすすめします。
旅のガイドブックを見ながら、行き先を決めるのも良いですが、行き当たりばったりの旅というのも楽しいものです。
サービスエリアやキャンプ場を立ち寄った際、ハーレー仲間に出会うこともありますし、そのうちに一生仲良く出来るような友人を作れることもあるので、暇になったら、一人旅に出るようにしましょう。
ハーレーの魅力は、何と言ってもその独特の鼓動感です。体に伝わる振動が好きな人には非常に心地よく感じるものでもあります。昔はオートバイはすべて独特の鼓動感を持っていたものでした。
オートバイを鉄馬と表現することが有りますが、まるで自分の心臓を持っている動物の様な感覚を持っていたものです。しかし、最近は特に機能重視、性能重視となりエンジンも静粛性が高く、振動が殆ど無い物が増えています。
その中でハーレーは昔ながらの理想的な鼓動感を持っている物が多く、中でもハーレーの代名詞とも言われるアメリカンスタイルはライディングポジションとエンジンの位置が独自の振動を受ける最適のポジションとなっており、非常に人気が高いものです。
現在のオートバイに比べ運転しにくいと感じる人も少なく有りませんが、その独特のポジションと伝わる振動に対する満足感は、まさにハーレーを運転しているという満足感を与えるものとして、マニアには垂涎の物です。
アメリカでは、ハーレーのマニアを対象としたイベントがあります。特に、西海岸では最大級のイベントが開催されています。ゲート前で専用のリストバンドが配られたりもしています。
場内では、愛好家のファッションを身にまとった人が大勢います。また、旧車やカスタム車を含め、何百台ものバイクが展示されています。日本のビルダーも招待されていて、彼らの自慢のカスタム車も公開されています。
カスタム車などのコンテストも催されています。とにかくハーレーやカスタム車が好きな方には、たまらない内容です。このイベントの特集が、日本の雑誌に掲載されることもあります。
関連のブログでは、色々な意見の投稿を見ることができるでしょう。西海岸らしい色鮮やかで派手なカスタムの数々を満喫できます。本当に多種多様で個性的なカスタムがあり、興味深い催しです。
そのアイデアの創造力や奇抜さに感動させられます。マニアにとっては、忘れられないものとなるでしょう。
日頃の整備や点検などを欠かさないという事も、思い入れのあるハーレーと長く付き合っていくための秘訣です。
ハーレーは、日本車に比べて故障が多い傾向にあるようです。
ハーレーの持つ魅力の1つである大きなエンジンの振動が、車体の各部に大きな負担をかけるという事が故障が多いとされる要因の1つでもあるようです。自宅でも整備が出来るように、ラチェットハンドルやエクステンションバーなどの工具を揃えておくことが大事です。
今では、主にハーレー初心者に向けた、ハーレーの整備用工具セットも販売されているので、そちらを購入するのも良いでしょう！
自宅でハーレーの整備をする際に大事なのが、しっかりと汚れを取るという事です。これは単に見栄えを良くするだけでなく、錆びを防止し思わぬトラブルになることを予防する意味合いもあります。
燃費の低下などを防ぐため、タイヤの空気圧もこまめにチェックしておく必要があります。
エアゲージという空気圧を確認出来る道具などを用いて、説明書等に記載されている適正な空気圧を常に保つようにしましょう。エンジン回りの点検も欠かせません。特に定期的なエンジンオイルの交換というのは、エンジンの性能を維持するために重要です。
エンジンオイルの量が適正であるかどうかは、オイルキャップのゲージで確認することが出来ます。もし足りない場合は、エンジンオイルを交換する必要がありますが、この交換作業は少々難しいため、慣れないうちはバイク店に持っていき交換してもらうと良いでしょう。
バイク店で交換方法を見て学び、いずれは自分で交換出来るようになると、点検にかかる時間が短縮出来ます。
ハーレーの性能を引き出すために、ハーレーのオイルを交換することが不可欠なのは周知の事実ですが、では、どの程度の頻度で交換すれば良いのでしょうか。 オイルの汚れや劣化は、通常外からは見て確かめる事ができません。 よって、ハーレーのオイル交換の頻度は走行距離か、時間によって決めておくのがベストです。
一般的によく言われるタイミングは、800kmの初回点検時と、3000km超過時、以後は3000km毎に行うのがベターとされています。 これはあくまでも目安で、個人の走り方によってもオイルの劣化には差がありますし、そもそもそんなに沢山は乗らない、と言う事もあるでしょう。 ちなみに、距離は乗っていなくても、3か月程度経過したらオイル交換を行って下さい。
時間が経過するだけでも、オイルは酸化し、質が低下します。 この時、エンジンオイルのフィルターを同時に交換する人も多くいます。 ハーレーの性能をより高いレベルで維持するためにも、フィルター交換もまめに行うようにしましょう。