バイクブランドの王道ハーレーダビッドソン
大型バイクはさまざまなブランドが製造販売していますが、それらと一線を画すのがハーレーダビッドソンのバイクです。同社は1903年にアメリカで創業し、110年余りの歴史を誇ります。アメリカで唯一のバイクメーカーだった時期もあるほどです。
ハーレーダビッドソンの特徴は、1907年に開発されたV型ツインエンジンですが、改良を重ねて1909年に「5D」が完成し量産が始まります。そして1911年には「7E」と呼ばれる大排気量1000ccのエンジンが開発され、バイクブランドの王道としての地位が確立したと言えます。
ヨーロッパでもハーレーに遭遇しますが、カスタマイズして乗りこなすライダーが多く見られます。日本でのデビューは、1912年に日本陸軍が輸入し軍用車両としたのが始まりです。
現在では日本法人のハーレーダビッドソンジャパンが正規販売店となっています。独特の鼓動のようなリズムのエンジン音と重厚なスタイルが、バイクの王道と言われる所以です。